地域住民の皆様で積極的なスマホ活用に取り組む
千葉県四街道市美しが丘自治会様の
「美しが丘スマホ塾」をご紹介

四街道市美しが丘1~3丁目の自治会様が中心となって活動している「美しが丘スマホ塾」、当初3丁目の自治会の取り組みとして10名程度での開催が、やがて美しが丘2丁目・・・1丁目と伝播し、美しが丘全体へと広がりつつ、現在では毎回2030名様の参加講座を月3回開催するまで拡大、精力的に活動を展開なさっていらっしゃいます。この活動に対し現在弊社にて一部講師やサポーターを派遣する等のお手伝いさせて頂いております。

美しが丘スマホ塾

「美しが丘スマホ塾」運営役員の皆様ご紹介 (左から並び順)

岩瀬英樹 様(美しが丘スマホ塾 役員 美しが丘3丁目自治会 会長)

長谷川三香 様(美しが丘スマホ塾 役員 前美しが丘2丁目自治会 会長)

石黒敏夫 塾長(美しが丘スマホ塾 塾長)

調 知博 様  (美しが丘スマホ塾 役員)

美しが丘スマホ塾

「アクティブシニアの輪をより大きく」

この活動は2年前から着手され、現在は「美しが丘地区の住民福祉策」の一環と

位置付け、高齢者にも生き生きとした生活スタイルを維持する有効な方法として

スマホの活用を勧めています。

勿論、学ぶ以上は技術の向上を目指すのも「老化防止」の有力な手段ですので、

会員になった皆様には貪欲にレベルアップして頂ける様、それぞれのレベルに

合わせた様々な講座内容を用意して います。

❏講座開催日に当日参加の皆様に写真撮影にご協力頂きました。

❏「美しが丘スマホ塾」の皆様からは、『スタッフ皆さんの愛情のこもった親身なサポートで、塾生のデジタル生活は遥かに豊かなものになりました。』との感謝状を頂戴して、

スタッフ一同も大いに面目を施しました。今後もスマホ塾の拡大と共に美しが丘地区の活性化が進んで行きます事を祈念しております。

美しが丘スマホ塾

石黒塾長より感謝状を拝受いたしました!

「スマホ塾生誕~今後の展望まで」

活動が安定するまで様々なご苦労があった事と存じます、ある程度定着した今、「スマホ塾生誕~今後の展望まで」 を、美しが丘3丁目自治会長の岩瀬英樹氏に書き記して頂きました。

「美しが丘スマホ塾」の経緯について

発端は令和2年の自治会役員会で、若手の女性役員から『会議の資料や回覧板による情報伝達が紙中心は時代遅れではないか?』との意見があり、数名の役員からこれに賛同する旨の反響があった。折から、スマホの通信料値下げなどの時流の中、スマホへの乗り換えや機器の操作に詳しい会員の指導の下に取組体制を固め、自治会の事業として是非を問うアンケート調査を実施した結果、約70%の会員から「時流に合った施策」として評価する回答を得た。

これを踏まえて、スマホ操作の向上のため定期的に講習会を行うとともに、自治会の主要施策として「会議のペーパーレス化」と「スマホのLINE機能を活用した連絡網の拡大」を図り、将来は「電子掲示板」のネットワークを地域内に拡充する目的で取り組んで来た。

この背景には、令和3年より政府の方針に則り大手通信4社がスマホ拡大の支援策として、民間のスマホ技術向上を積極的にバックアップするサービスが強化された追い風の時流があった。

当地区でもNTTドコモ系のディーシーエム社からの応援スタッフを得られる幸運に恵まれ、美しが丘会館を拠点として美しが丘1~3丁目の住民を対象に、スマホを活用した「生き生き社会」の実現を目指し、各自治会長のリーダーシップの下で「美しが丘スマホ塾」を地域福祉の活動として展開する協力体制を整えつつある。

 

○立ち上がりが比較的スムーズに出来た要因

  スマホ情報に詳しいリーダーが地域内にいて率先して企画、指導をしてくれたこと。

  これにディーシーエム社の応援がタイミング良く繋がって、塾生の増加に対応してサポートするスタッフ不足に悩む事なく美しが丘全体に拡大しつつあること。

  自前の美しが丘自治会館の有効活用(場所、設備、時間)の一環として位置付けられたこと。

○課題

スマホの機能性について高齢者の関心は未だ十分とは言えず、地域内に普遍性のある福祉施策としての「スマホ塾」への理解を広げる活動が急を要する。

■現在、会員数の増加に伴い塾運営/講座の進行にご協力頂けるサポーター会員を集めていらっしゃいます、講座中に操作の分からない会員に対し一緒に操作を確認したり等、様々な方面から受講者に寄り添って誰もが不安に思う事なく安心して受講出来る様に環境の整備を進めていらっしゃいます。

美しが丘スマホ塾

❏今後の展望について

「美しが丘」地区住民の高齢化に伴い、同じ地域に住みながら会話が少ない、見知らぬ顔が増えて「地域の活性化」が失われつつあります。その対策として、1~3丁目の自治会が合同して自治会館を拠点とする各種交流の場を広げ、「地域支え合い活動」として展開する方向へ動いています。

その柱として「美しが丘スマホ塾」を位置付けて、多世代の情報交流を可能とし特に高齢者がスマホ活用により生き甲斐のある生活スタイルを楽しめる環境を作り出す事が当面の課題。

具体的には、

  憩いのルーム」・「音楽愛好者の会」・「健康談話会」・「山と写真の会」・「県人会」・「認知症カフェ」等々、会員が自由に集まり、お喋りを愉しむ交流会を増やす。

  身体を動かしにくい高齢者には、スマホのLINEグループを活用して役に立つ情報交換やチャットを愉しむ機会を増やし、脳の活性化にも役立てる

「スマホ利用者の底辺を広げるとともに、より高度な利用方法を習得したい愛好者への対応。

  両階層の区分け、カリキュラムの選定など塾生が急増した場合の対処方法も視野に入れた運営。

等々、スマホ塾もそれ以外でも様々な取り組みの並走をご検討中との事でした。

また、上記の他、より長期的な展望は現時点で見通しが難しいが…と前置きした上で、

・国や市など行政の現行施策がどう進むのか?・スマホに代わる新たなツールが出現するか?

・高齢化社会の「生き甲斐」をより手軽に得られる手段が現れるか?

など、日常生活を取り巻く環境の変化に注視していらっしゃるご様子もお聞かせ下さいました。

美しが丘スマホ塾の皆様、弊社HPの掲載に際し取材/撮影のご協力を誠にありがとうございました。

❏活動の根底にあるのは日常生活をより安心して暮らすための「コミュニケーション」であり「支え合い」、豊かな人生を歩もうとする生き方の共有など、地域住民の為の地域住民による組織としての自治会のあるべき姿でした。スマホ塾を通じて“支え合い”皆がより安心・安全に暮らせる街を目指して!今後も出来る限りのお手伝いをさせて頂く所存です。

自治会として「集まってくれるのか?」、「授業が成立するのか?」ですとか、住民の皆様の「そもそも分からない事が分からない」、「誰に教えて貰えるのか?」等、様々な視点から多様な不安を抱えながら走り出した『美しが丘スマホ塾』 です。

走り出したその歩みは平たんなものではなかったご様子ですが、運営の皆様はもちろん、受講生の皆様にとっても、この活動を通じて得られたものは決して少なくなかったはずです。そしてこれからもより有意義な取り組みになる事でしょう。

デジタル社会の今だからこそ、デジタルを活用して『古き良き日本のご近所付き合い』を取り戻そうではありませんか!このページをご関心を持ってご欄の方々は、ぜひ地元の自治会で取り組んでみて下さい。

※スマホ講座についてお分かりにならない事、お困りの事があればぜひご相談下さい。ご相談は上記リンクの「お問い合わせ」ページより必要事項ご記入の上ご連絡下さい。